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本剤は雑草の発生前から発生初期に有効なので、ノビエの3葉期まで(北海道、東北、北陸の砂壌土〜埴土及び関東・東山・東海の砂壌土は2.5葉期まで)に時期を失しないように散布すること。なお、多年生雑草は生育段階によって効果にフレが出るので、必ず適期に散布するように注意すること。ホタルイ、ミズガヤツリは3葉期まで(ホタルイの北海道、東北、北陸、近畿・中国・四国、九州は2葉期まで、ミズガヤツリの東北、北陸、近畿・中国・四国、九州は2葉期まで)、ヘラオモダカ、ウリカワ、エゾノサヤヌカグサは2葉期まで(ウリカワの東北は発生始期まで)、ヒルムシロは発生期まで、セリは再生前から再生始期まで、クログワイ、オモダカ、コウキヤガラは発生始期まで、シズイは草丈3cmまでが本剤の散布適期である。 |
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オモダカ、クログワイ、コウキヤガラ、シズイは発生期間が長く、遅い発生のものまでは十分な効果を示さないので、オモダカは有効な前処理剤または後処理剤と組み合わせて使用し、クログワイ、コウキヤガラ、シズイは有効な後処理剤と組み合わせて使用すること。 |
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浅植え、浮き苗が生じないように、代かき、均平化及び植付け作業は丁寧に行うこと。未熟有機物を使用した場合は、特に丁寧に行うこと。 |
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散布の際は水の出入りを止めて湛水のまま田面に均一に散布すること。また、極端な浅水や深水での使用は避けること。散布後少なくとも3〜4日間は通常の湛水状態(水深3〜5cm)を保ち、散布後7日間は落水、かけ流しはしないこと。また、入水は静かに行うこと。 |
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以下のような条件下では薬害が発生するおそれがあるので使用を避けること。
(1)砂質土壌の水田及び漏水田(減水深2cm/日以上)
(2)軟弱な苗を移植した水田
(3)極端な浅植の水田及び浮き苗の多い水田 |
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本剤を無人ヘリコプターによる散布に使用する場合は次の注意を守ること。
(1) |
散布は散布機種の散布基準に従って実施すること。 |
(2) |
散布機種に適合した散布装置を使用すること。 |
(3) |
粒剤散布装置については、事前に薬剤の物理性に合わせてメタリング開度を調整するとともに、当該水田周辺部への飛散防止のため散布装置のインペラ(スピンナ)の回転数を低速に調整すること。 |
(4) |
散布薬剤の飛散によって他の作物に影響を与えないよう散布区域の選定に注意し、ほ場の端から5m以上離れた位置からほ場内に散布すること。 |
(5) |
水源池、飲料用水等に本剤が飛散流入しないように十分注意すること。 |
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本剤はその殺草特性から、いぐさ、れんこん、せり、くわいなどの生育を阻害するおそれがあるので、これら作物の生育期に隣接田で使用する場合には、十分注意すること。 |
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散布後に多量の雨が予想される場合は除草効果が低下することがあるので使用を避けること。 |
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本剤を直播水稲で使用する場合、稲の根が露出する条件では、薬害を生ずるおそれがあるので注意すること。 |
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本剤は、移植前に生育したミズガヤツリには効果が劣るので、他の方法で完全に防除してから使用すること。 |
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散布田の水田水を他の作物に灌水しないこと。 |
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本剤の使用に当っては、使用量、使用時期、使用方法などを誤らないよう注意し、特に初めて使用する場合や異常気象時は、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましい。 |