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植物体上での移行性がないため、茎葉部表裏に対し均一に散布すること。 |
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本剤は幼虫の脱皮を阻害し、やがて死亡させる性質をもつ薬剤で、通常、死亡するまでに7〜10日以上を要するので、幼虫期になるべく早く散布すること。 |
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本剤は自動車、壁などの塗装面、大理石、御影石に散布液がかかると変色するおそれがあるので、散布液がかからないように注意すること。 |
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無人航空機による散布に使用する場合は、次の注意事項を守ること。
1) |
散布は各散布機種の散布基準に従って実施すること。 |
2) |
散布機種に適合した散布装置を使用すること。 |
3) |
散布中、薬液の漏れないように機体の散布配管その他散布装置の十分な点検を行うこと。 |
4) |
散布薬液の飛散による他の分野への影響に注意して、散布地域の選定に注意をし、散布区域内の諸物件に十分留意すること。 |
5) |
散布終了後は、次の項目を守ること。
a) |
使用後の空容器は放置せず、安全な場所に廃棄すること。 |
b) |
使用残りの薬液が生じないように調製を行い、使い切ること。 |
c) |
機体の散布装置は十分洗浄すること。また、薬液タンクの洗浄廃液は河川等に流さないこと。 |
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原液は眼に対して強い刺激性があるので、散布液調製時には保護メガネを着用して薬剤が眼に入らないよう注意すること。また、散布液も眼に対して刺激性があるので眼に入らないように注意すること。眼に入った場合には直ちに十分水洗し、眼科医の手当を受けること。使用後は洗眼すること。 |
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水産動植物(甲殻類)に影響を及ぼすおそれがあるので、河川、養殖池等に飛散、流入しないよう注意すること。無人航空機による散布で使用する場合は、特に注意すること。 |
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蚕に長期間毒性があるので散布された薬液が飛散し、桑に付着するおそれがある場所では使用しないこと。 |
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本剤の使用に当っては、使用量、使用時期、使用方法を誤らないように注意し、初めて使用する場合には、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましい。 |
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危険物第4類第2石油類に属するので、火気には十分注意すること。 |