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本剤は貯蔵中に分離することがあるので、使用に際しては容器をよく振る。 |
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使用量に合わせ薬液を調製し、使いきる。 |
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本剤によるマツノマダラカミキリ成虫防除は後食防止を目的とするものであり、本剤を無人航空機による散布として使用する場合は、以下の項目を守る。
(1) |
20倍希釈液で使用する場合、成虫発生初期及び発生最盛期直前に時期を失しないように樹冠部全面にむらなく散布する。 |
(2) |
7.5倍希釈液で使用する場合,成虫発生直前又は発生初期に時期を失しないように樹冠部全面にむらなく散布する。 |
(3) |
散布は各散布機種の散布基準に従って実施する。 |
(4) |
散布機種に適合した散布装置を使用し、対象松林の梢端が見える場所で行う。 |
(5) |
散布液が漏れないように機体の散布用配管、その他散布装置の十分な点検を行う。 |
(6) |
散布液の飛散によって他の動植物に被害を与えるおそれがあるので、散布区域の選定に注意し、境界領域内の諸物件にも十分留意する。なお実施に当っては、事前に関係業者と安全対策について十分協議する。 |
(7) |
使用残りの薬剤は必ず安全な場所に責任者を決めて保管する。 |
(8) |
機体の散布装置の洗浄水は河川等に流さない。 |
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降雨前後の散布は殺虫効果が劣るのでさける。 |
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ネクタリン及びすももでは品種により葉に薬害(軽い穴あき症状)を生ずることがあるので、付近にある場合はかからないように注意する。 |
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本剤は蚕に対して長期間毒性があるので、近くに桑園がある場所では使用しない。 |
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水源池、養殖池等に本剤が飛散、流入しないよう十分に注意する。 |
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散布器具、容器の洗浄水は河川等に流さず、空容器等は環境及び水産動植物に影響を与えないように適切に処理する。 |
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本剤の使用に当っては、使用量、使用時期、使用方法を誤らないように注意し、特に初めて使用する場合には、林業技術者等の指導を受けることが望ましい。 |
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誤飲などのないように注意する。誤って飲み込んだ場合には吐き出させ、直ちに医師の手当を受けさせる。本剤使用中に身体に異常を感じた場合には直ちに医師の手当てを受ける。 |
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本剤は皮膚に対して弱い刺激性があるので皮膚に付着しないよう注意する。付着した場合には直ちに石けんでよく洗い落とす。 |
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散布の際は農薬用マスク、不浸透性手袋、不浸透性防除衣などを着用する。作業後は手足、顔などを石けんでよく洗い、うがいをする。 |
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街路,公園などで使用する場合,散布区域に縄囲いや立て札を立て,散布中および散布後 (最小限その当日)に関係者以外は立ち入らせない。小児,人畜などに注意する。 |
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直射日光をさけ、食品と区別して、なるべく低温で乾燥した場所に密栓して保管する。 |
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これらの記載内容は、エコワン3フロアブルの無人航空機による散布(7.5倍希釈液、20倍希釈液)での特長、注意事項等を抜粋したものである。 |