殺虫殺菌剤
  (エチプロール・カスガマイシン・トリシクラゾール 水和剤 )
  ダブルカットKフロアブル
 

成分:

エチプロール ……………………5.0%
カスガマシン一塩酸塩…………1.37%
(カスガマシンとして……………1.20%)
トリシクラゾール  ………………8.0%

 
毒性: 普通物
 
性状: 淡黄赤色水和性粘稠懸濁液体
   
消防法 :
有効期限: 1年
包装規格: 1×12本
  5 ×4缶
   
 
【特長】

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治療効果の優れるカスガマイシンと、予防効果と二次感染阻止効果を発揮するトリシクラゾールの混合剤。いもち病菌の生活環のほとんどに作用し、いもち病を的確に防除し、残効性にも優れる。

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エチプロールは、カメムシ類に効果が高く、特に残効性に優れる。
 
【注意事項】

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使用量に合わせ薬液を調製し、使いきること。

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使用前によく振ってから使用すること。

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蚕に対して影響があるので、周辺の桑葉にはかからないようにすること。

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ミツバチに対して影響があるので、以下のことに注意すること。
(1) ミツバチの巣箱及びその周辺に飛散するおそれがある場合には使用しないこと。
(2) 養蜂が行われている地区では都道府県の畜産部局と連絡し、ミツバチの危害防止に努めること。

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杉(特に苗木)、れんこん及び大豆には薬害を生ずるおそれがあるので、付近にある場合にはかからないように注意して散布すること。

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野菜類の幼苗及びなし(二十世紀、幸水、新水等)には、薬害を生ずるおそれがあるので、かからないように注意して散布すること。

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本剤を無人ヘリコプターによる散布に使用する場合は次の注意事項を守ること。
(1) 各散布機種の散布基準に従って実施すること。
(2) 少量散布の場合は、微量散布装置以外の散布器具は使用しないこと。
(3) 散布機種に適合した散布装置を使用すること。
(4) 散布中、薬液の漏れの無いように機体の散布配管その他散布装置の十分な点検を行うこと。
(5) 散布液の飛散によって自動車やカラートタンの塗装等に影響を与えないよう、散布区域内の諸物件に十分留意すること。
(6) 水源池、飲料用水等に本剤が飛散流入しないように十分注意すること。
(7) 水源池、飲料用水等に本剤が飛散流入しないように十分注意すること。
(a)使用後の空の容器は放置せず安全な場所に適切に処理すること。
(b)機体散布装置は十分洗浄し薬液タンクの洗浄液は安全な場所に処理すること。

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本剤の使用に当っては、使用量、使用時期、使用方法を誤らないように注意し、特に初めて使用する場合は、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましい。

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誤食などのないよう注意すること。誤って飲み込んだ場合には吐き出させ、直ちに医師の手当を受けさせること。本剤使用中に身体に異常を感じた場合には直ちに医師の手当てを受けること。

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本剤は眼に対して弱い刺激性があるので眼に入らないよう注意すること。眼に入った場合には直ちに水洗すること。

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本剤は皮膚に対して刺激性があるので皮膚に付着しないよう注意すること。付着した場合には直ちに石けんでよく洗い落とすこと。

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散布の際は農薬用マスク、手袋、長ズボン・長袖の作業衣などを着用すること。作業後は直ちに手足、顔などを石けんでよく洗い、うがいをするとともに衣服を交換すること。

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作業時に着用していた衣服等は他のものとは分けて洗濯すること。

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かぶれやすい体質の人は取扱いに十分注意すること。
 
【適用病害虫及び使用方法】
作物名 適用病害虫名 希釈倍数 使用液量
(10a)
使用時期 本剤の
使用回数
いもち病
カメムシ類
8倍 800 穂揃期まで 2回以内
 
エチプロールを含む
農薬の総使用回数
カスガマイシンを含む
農薬の総使用回数
トリシクラゾールを含む
農薬の総使用回数
2回以内
(移植時までの
処理は1回以内)
4回以内
(種子浸漬は1回以内、
育苗箱への処理は1回以内、
本田では2回以内)
4回以内
(育苗箱への処理は1回以内、
本田では3回以内)
【取扱メーカー】  
北興化学

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