(殺菌剤)
  (メトミノストロビン剤)
  クミアイオリブライト250G
 

成分:

メトミノストロビン……………60.0%

毒性: 普通物
 
性状: 類白色粒状
  粒径 3〜8mm
消防法:   −
有効年限: 4年
包装規格: 250g袋×20
 
【特長】
* 粒径5mmの豆つぶ剤で、10アール当りの使用量は250gと軽量。
* 豆つぶが水面に浮遊しながら、崩壊・分散する製剤。
* 有効成分のメトミノストロビンは、いもち病、紋枯病、穂枯れに対し、高い予防効果を発揮。
* 速やかに根部から吸収され、長い残効性を有し、散布適期幅が広く使いやすい薬剤。
 
【注意事項】
* いもち病に使用する場合、葉いもちの初発10日前〜10日後の散布で、葉いもちに有効であり、また、穂いもちに対する効果も期待できるが、穂いもちの多発が予想される場合には、穂いもち対象剤を併用することが望ましい。
* 散布にあたっては、湛水状態(水深3〜5cm)で均一に散布し、特に、藻類、表層剥離などの水面浮遊物が多い場合は、拡散が不十分になるおそれがあるため、丁寧に散布する。また、散布後少なくとも4〜5日間は湛水状態を保ち、田面を露出させず、散布後7日間は落水およびかけ流しをしない。
* 稲の葉に褐点を生じる場合があるので、所定の使用量を水田に均一に投げ入れるとともに、次の事項に十分注意してください。
(1) 葉いもちの初発生の遅い地域または早生種に対しては、使用時期のなるべく早い時期(出穂30日前頃まで)に使用することが望ましい。
(2) 急激な温度上昇がおこる気象条件下では、葉に褐点を生じやすいので、フェーン現象などが予想される場合には使用しない。
* 散布した水田の田面水を他作物の灌水に用いない。
* 無人ヘリコプターで散布する際の注意事項
(1) 散布は使用機種の使用基準に従って実施する。
(2) 無人ヘリコプター用粒剤散布装置によって散布する。
(3) 事前に圃場規格に合わせて粒剤散布装置のメタリング開度、インペラ回転数を調整する。
(4) 周辺部への飛散防止のため、圃場の端から6m以上離して圃場内に散布する。
(5) 散布薬剤の飛散によって他の動植物等へ影響を与えないよう、散布地域の選定に注意し、散布区域内の諸物件に十分注意する。
(6) 水源池、飲料水などに飛散、流入しないように十分注意する。
(7) 機体の散布装置は十分洗浄し、薬剤タンクの洗浄水は河川などに流さず、環境に影響を与えないよう適切に処理する。
* 散布に使用した器具、容器の洗浄水および空袋などは河川などに流さず、容器、空袋は環境に影響を与えないよう適切に処理する。
* 使用にあたっては使用量、使用時期、使用方法を誤らないように注意し、特に初めて使用する場合は、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましい。
 
【適用病害虫および使用方法】
作物名 適用病害名 使用量
(g/10a)
使用時期 本剤の
使用回数
メトミノストロビンを含む
農薬の総使用回数
いもち病
紋枯病
穂枯れ
(ごま葉枯病菌)
稲こうじ病
墨黒穂病
白葉枯病
250 出穂10日前まで
ただし収穫45日前まで
1回 1回
【取扱メーカー】
クミアイ化学

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