殺虫殺菌剤
  (エトフェンプロックス・アゾキシストロビン水和剤)
  アミスタートレボンSE
 

成分:

エトフェンプロックス………
アゾキシストロビン…………

10.0%
8.0%

毒性: 普通物
 
性状: 類白色水和性粘稠懸濁液体
消防法:
有効年限:
包装規格: 5×4缶、20
500×20本
 
【特長】

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一成分で、いもち病・紋枯病・穂枯れ(ごま葉枯病菌)他に有効なアゾキシストロビンとカメムシ類他に有効なエトフェンプロックスの混合剤で、これらの同時防除剤として最適です。

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特に、出穂期から穂揃い期の散布で穂いもち病およびカメムシ類の防除のみならず、紋枯病に対しても高い効果を発揮します。

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殺菌成分のアゾキシストロビンは予防効果、治療効果を兼ね備え、更に浸透移行性も示します。いもち病に対して分生子柄形成および分生胞子形成を強く阻害し、胞子の飛散を抑え、高い二次感染阻止効果が得られます。紋枯病に対しては水平進展および垂直進展を阻止します。また、適期幅が広く持続性に富みます。
 
【注意事項】

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ミツバチに対して毒性があるので、事前に養蜂業者と次の安全対策について十分協議の上実施してください。
(1)散布に際してミツバチ及び巣箱に絶対にかからないようにして下さい。
(2)散布当日及び1日後はミツバチを移動させるか巣門を閉じてください。

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りんごの一部品種(あかね、旭、ガラ、きざし、モーリーデリシャス、ラリタン等)では、葉にネクロシス(褐変)や落葉、または果実にさび果や落果を伴う品種特有の激しい薬害が生ずるので飛散(ドリフト)等により散布液がかからないよう十分に注意すること。また、本剤を使用した散布器具および希釈液タンクを用いて、りんごのこれらの品種には散布しないこと。

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散布は各散布機種の散布基準に従って実施すること

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散布中、薬液が漏れないように機体の散布配管その他散布装置の十分な点検を行うこと。 

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散布薬液の飛散により他の動植物および自動車やカラートタンの塗装に被害を与えないよう散布区域内の選定に注意し、散布区域内の諸物件に十分留意すること。 

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水源地、飲料水等に本剤が飛散流入しないように十分注意すること。

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散布終了後は次の事項を守ること。
(1)使用後の空の容器は放置せず、安全な場所に廃棄すること。
(2)使用残りの薬液は必ず安全な場所に責任者をきめて保管すること。
(3)機体の散布装置は十分洗浄し、薬液タンクの洗浄廃液は安全な場所に処理すること。
 
【適用病害虫及び使用方法】
作物名 適用病害虫名 希釈
倍数
散布液量
/10a)
使用時期 本剤のみを使用する
場合の使用回数
いもち病
紋枯病
コブノメイガ
カメムシ類
ウンカ類
ツマグロヨコバイ
8倍 800 収穫14日前まで 3回以内
だいず 紫斑病
ハスモンヨトウ
カメムシ類
マメシンクイガ
アブラムシ類
8倍 800 収穫21日前まで 2回以内
作物名 エトフェンプロックスを含む
農薬の総使用回数
アゾキシストロビンを含む
農薬の総使用回数
3回以内 4回以内
(育苗箱散布は1回以内、
本田では3回以内)
だいず 2回以内 2回以内
【取扱メーカー】
協友アグリシンジェンタジャパン

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